問38 2023年9月学科
問38 問題文択一問題
消費税に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.消費税の課税期間に係る基準期間は、個人事業者についてはその年の前年である。
2.消費税の課税期間に係る基準期間における課税売上高が1,000万円を超える法人は、その課税期間は消費税の課税事業者となる。
3.簡易課税制度の適用を受けることができる事業者は、消費税の課税期間に係る基準期間における課税売上高が5,000万円以下の事業者である。
4.簡易課税制度を選択した事業者は、事業を廃止した場合等を除き、原則として、2年間は簡易課税制度の適用を継続しなければならない。
問38 解答・解説
消費税に関する問題です。
1.は、不適切。消費税における基準期間は、法人は前々事業年度、個人は2年前であり、基準期間の課税売上高により免税事業者や簡易課税事業者となれるかが判断されます。
2.は、適切。消費税は、基準期間となる前々事業年度(個人は2年前)の課税売上高が1,000万円以下であれば、今年の納税義務が免除され、売上が1,000万円を超えると、課税事業者となります。
3.は、適切。消費税の簡易課税制度は、基準期間となる前々事業年度(個人は2年前)の課税売上高が5,000万円以下の場合に選択できます。
4.は、適切。消費税の簡易課税制度を選択した場合、2年間は変更できません(事業廃止・災害等を除く)。
よって正解は、1.
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