問24 2023年1月学科

問24 問題文と解答・解説

問24 問題文択一問題

東京証券取引所の市場区分等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所市場第一部に上場している全銘柄を対象として算出されていたが、東京証券取引所の市場区分見直しが実施された2022年4月4日以降、新たな市場区分であるプライム市場の全銘柄を対象として算出されている。

2.プライム市場のコンセプトは、「多くの機関投資家の投資対象になりうる規模の時価総額(流動性)を持ち、より高いガバナンス水準を備え、投資者との建設的な対話を中心に据えて持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場」である。

3.スタンダード市場のコンセプトは、「高い成長可能性を実現するための事業計画及びその進捗の適時・適切な開示が行われ一定の市場評価が得られる一方、事業実績の観点から相対的にリスクが高い企業向けの市場」である。

4.グロース市場のコンセプトは、「公開された市場における投資対象として一定の時価総額(流動性)を持ち、上場企業としての基本的なガバナンス水準を備えつつ、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場」である。

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問24 解答・解説

株式市場の指標に関する問題です。

1.は、不適切。東証株価指数(TOPIX)は、東証1部上場の全銘柄の、市場に流通している浮動株を対象とする、時価総額加重型の株価指数でしたが、東証の再編に伴い市場区分と切り離されており、既存のTOPIX構成銘柄を全て継続採用しています。

2.は、適切。東京証券取引所の市場区分のうち、プライム市場は、機関投資家の投資対象になりうる規模の時価総額(流動性)、高いガバナンス水準、投資者との建設的な対話を中心とした持続的な成長と中長期的な企業価値の向上へのコミット、というコンセプトに合致するグローバル企業向けの市場です。

3.は、不適切。東京証券取引所の市場区分のうち、スタンダード市場は、公開された市場における投資対象として十分な流動性とガバナンス水準、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミット、というコンセプトに合致する一般投資者の投資対象となりうる中長期成長企業向けの市場です。

4.は、不適切。東京証券取引所の市場区分のうち、グロース市場は、高い成長可能性を有する事業計画と進捗状況が適時・適切に開示され一定の市場評価があるものの、事業実績の観点から相対的にリスクが高い、高リスク・高成長企業向けの市場です。

よって正解は、2.

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