第1問 2022年9月実技損保顧客資産相談業務

第1問 設例と資料

第1問 設例

会社員のAさん(41歳)は、妻Bさん(43歳)および母Cさん(74歳)との3人暮らしである。Aさんは、現在、生命保険の見直しを検討しており、その前提として、自分が死亡した場合に公的年金制度からの遺族給付がどのくらい支給されるのかを知りたいと思っている。また、今年12月に母Cさんが75歳を迎えることから、後期高齢者医療制度についても理解を深めたいと思っている。
そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。

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第1問 資料

<Aさんとその家族に関する資料>
(1) Aさん(1980年11月20日生まれ・会社員)
・公的年金加入歴 : 下図のとおり(2022年8月までの期間)
・全国健康保険協会管掌健康保険、雇用保険に加入中


(2) 妻Bさん(1979年5月6日生まれ・会社員)
・公的年金加入歴 : 20歳から22歳の大学生であった期間(35月)は国民年金の第1号被保険者として保険料を納付し、22歳から現在に至るまでの期間(245月)は厚生年金保険に加入している。
・全国健康保険協会管掌健康保険、雇用保険に加入中

(3) 母Cさん(1947年12月14日生まれ)
・全国健康保険協会管掌健康保険の被扶養者である。
・2021年中に老齢基礎年金50万円を受給している。

※妻Bさんおよび母Cさんは、現在および将来においても、Aさんと同居し、Aさんと生計維持関係にあるものとする。
※家族全員、現在および将来においても、公的年金制度における障害等級に該当する障害の状態にないものとする。

※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

目次             問1

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