問55 2022年5月学科

問55 問題文と解答・解説

問55 問題文択一問題

遺産分割協議に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.遺産分割協議書は、民法で定められた形式に従って作成し、かつ、共同相続人全員が署名・捺印していなければ無効となる。

2.遺産分割協議書は、相続人が相続の開始があったことを知った日の翌日から10ヵ月以内に作成し、家庭裁判所に提出しなければならない。

3.遺産を現物分割する旨の遺産分割協議書を作成する際に、一定の場合を除き、遺産の一部についてのみ定めた遺産分割協議書を作成することができる。

4.適法に成立した遺産分割協議については、共同相続人全員の合意があったとしても、当該協議を解除し、再度、遺産分割協議を行うことはできない。

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問55 解答・解説

遺産分割に関する問題です。

1.は、不適切。遺産分割協議書には共同相続人全員の署名・捺印が必要ですが、決められた書式はなく、捺印が実印であることや印鑑証明書の添付は不要です。

2.は、不適切。遺産分割に法律上の期限は設けられていないため、遺言で分割が禁止されていなければ、相続人はいつでも分割を請求可能です。また、遺産の分割について、共同相続人の間で協議がまとまらない場合、各共同相続人はそれぞれ家庭裁判所に遺産分割の調停を申し立てることができますが、遺言書や遺産分割協議書がある場合は、その内容が優先されます。

3.は、適切。遺産の一部のみ分割協議が整った場合、その部分についてのみ定めた遺産分割協議書を作成可能です。

4.は、不適切。共同相続人全員の合意があれば、成立済みの遺産分割協議の解除や再分割協議が可能です。

よって正解は、3.

問54             問56

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