問5 2022年1月実技資産設計提案業務

問5 問題文と解答・解説

問5 問題文

落合さんはMA投資信託を新規募集時に購入し、保有している。下記<資料>に基づき、落合さんが保有するMA投資信託に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、適切なものはどれか。

<資料>
[MA投資信託の商品概要(新規募集時)]
投資信託の分類:追加型投資信託/海外/株式
(Aコース/為替ヘッジあり Bコース/為替ヘッジなし)
購入時手数料:購入金額に対し、一律3.85%(税込み)
運用管理費用(信託報酬):純資産総額に対し年1.76%(税込み)
その他の費用・手数料  :なし

[落合さんが保有するMA投資信託の2022年1月4日現在の状況]
基準価額:8,632円

・ 落合さんは、為替変動のリスクを可能な限り回避したかったので、( ア )の投資信託を購入した。

・ <資料>の基準価額は、( イ )が控除されている。

1.(ア)Aコース (イ)購入時手数料および運用管理費用(信託報酬)

2.(ア)Aコース (イ)運用管理費用(信託報酬)

3.(ア)Bコース (イ)購入時手数料および運用管理費用(信託報酬)

4.(ア)Bコース (イ)運用管理費用(信託報酬)

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問5 解答・解説

投資信託の概要・購入手数料・運用管理費用(信託報酬)に関する問題です。

外貨建て金融商品や外国の投資対象(外国株・外国債券等)に投資する金融商品は、購入時より円高の場合、円換算での評価額は少なくなり、円安の場合は大きくなります(円の価値が下がる=外貨の価値が上がる)。
為替ヘッジとは、為替変動リスクを通貨先物やオプション取引等で回避することですので、為替ヘッジのあるAコースを選べば、為替変動のリスクを可能な限り回避可能です。

また、購入手数料は、投資信託の購入時に販売会社に対して支払う手数料ですので、投信の基準価額には反映されませんが、運用管理費用(信託報酬)は、投資家が負担するコストで、投信の保有期間中に日々信託財産から差し引かれるため、基準価額は運用管理費用(信託報酬)が差し引かれた金額となります。

従って正解は、2.(ア)Aコース (イ)運用管理費用(信託報酬)

問4             問6

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