問15 2022年1月実技中小事業主資産相談業務
問15 問題文
非上場株式等についての贈与税・相続税の納税猶予及び免除等に関する以下の表の空欄(1)?(3)に入る最も適切な語句を、下記の〈語句群〉のなかから選び、その記号を解答用紙に記入しなさい。
(注)議決権に制限のない株式等に限る。
〈語句群〉
イ.3分の1 ロ.2分の1 ハ.3分の2 ニ.80% ホ.90%
ヘ.100% ト.1人 チ.最大2人 リ.最大3人
問15 解答・解説
非上場株式の贈与税・相続税の納税猶予・免除の特例に関する問題です。
非上場株式の贈与税・相続税の納税猶予・免除の特例は、これまで特例扱いだった一般措置と、時限措置である特例措置があり、一般措置では後継者が贈与前から保有していたものを含めて発行済議決権株式の3分の2までが上限ですが、特例措置では全株式が適用対象となっています。
また、非上場株式の贈与税・相続税の納税猶予・免除の特例における猶予・免除の割合は、一般措置では贈与税は80%、相続税は100%が上限ですが、特例措置では贈与税・相続税の全額が猶予・免除の対象です。
なお、非上場株式の贈与税・相続税の納税猶予・免除の特例における後継者は、一般措置では会社の代表権のある、贈与により最も多くの議決権数を保有する者だけが対象ですが、特例措置では親族外を含む複数の株主から、代表者である後継者(最大3人)への承継も適用対象です。
以上により正解は、(1)ハ.3分の2 (2)ヘ.100% (3)リ.最大3人
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