問13 2021年9月実技資産設計提案業務
問13 問題文
FPの増田さんが行ったリビングニーズ特約の一般的な説明に関する以下の記述について、空欄(ア)〜(エ)に入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
・ リビングニーズ特約は、( ア )被保険者の余命が( イ )以内と医師により診断されたときに、死亡保険金の一部または全部を保険金として受け取ることができる特約です。
・ 請求できる金額は、保険金額の範囲内で1被保険者当たり( ウ )が限度となります。
・ リビングニーズ特約の請求により被保険者が受け取った保険金は( エ )となります。
1.(ア)原因にかかわらず (イ)3ヵ月 (ウ)1,000万円 (エ)所得税の課税対象
2.(ア)原因にかかわらず (イ)6ヵ月 (ウ)3,000万円 (エ)非課税
3.(ア)疾病により (イ)3ヵ月 (ウ)1,000万円 (エ)非課税
4.(ア)疾病により (イ)6ヵ月 (ウ)3,000万円 (エ)所得税の課税対象
問13 解答・解説
リビングニーズ特約に関する問題です。
リビング・ニーズ特約とは、病気やケガの種類にかかわらず、余命6ヶ月以内と診断された場合に死亡保険金を生きている間に受け取れる特約です。ただ、保険金全額ではなく、6ヶ月分の利息と保険料相当額を控除した額を特約保険金として受け取ることになります。
また、リビング・ニーズ特約で支払われる保険金は上限3,000万円で、契約している死亡保険金が3,000万円以下の場合は、契約している保険金額が上限となります。
なお、リビング・ニーズ特約で受け取った保険金は非課税所得となりますが、保険金を使い切らずに死亡してしまった場合、未使用分は相続税の課税対象となります。
従って正解は、2.(ア)原因にかかわらず (イ)6ヵ月 (ウ)3,000万円 (エ)非課税
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