第2問 2021年9月実技個人資産相談業務
第2問 設例
会社員のAさん(42歳)は、預貯金を1,000万円程度保有しているが、上場株式を購入した経験がない。Aさんは、証券会社でNISA口座を開設し、同じ業種のX社株式またはY社株式(2銘柄とも東京証券取引所市場第一部上場)を同口座で購入したいと考えている。
そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
第2問 資料
<財務データ> (単位:百万円)
※純資産の金額と自己資本の金額は同じである。
<株価データ>
X社:株価4,500円、発行済株式数5億株、1株当たり年間配当金100円
Y社:株価2,000円、発行済株式数10億株、1株当たり年間配当金60円
※本問においては、以下の名称を使用する。
・少額投資非課税制度に係る非課税口座を「NISA口座」という。
・非課税上場株式等管理契約に係る少額投資非課税制度を「一般NISA」といい、当該非課税管理勘定を「一般NISA勘定」という。
・非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度を「つみたてNISA」といい、当該累積投資勘定を「つみたてNISA勘定」という。
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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