問22 2021年5月学科
問22 問題文択一問題
銀行等の金融機関で取り扱う預金の一般的な商品性等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.当座預金などの決済用預金は、預け入れている金融機関が破綻した場合、元本1,000万円およびその破綻日までの利息の額を限度として、預金保険制度により保護される。
2.スーパー定期預金は、市場金利を基準として、各金融機関が預金金利を設定する。
3.期日指定定期預金は、据置期間経過後から最長預入期日までの任意の日を満期日として指定することができる。
4.貯蓄預金は、公共料金などの自動振替口座や、給与や年金などの自動受取口座として利用することができない。
問22 解答・解説
預貯金に関する問題です。
1.は、不適切。銀行が破綻した場合、預金保険制度により、預金者1人当たり元本1,000万円までとその利息等が保護されますが、利息のつかない決済用預金は全額保護されます。
2.は、適切。スーパー定期預金は、預入時の金利が満期日まで適用される固定金利商品で、金利は、各金融機関がそれぞれ設定(市場金利の動向等に応じて毎日決定・店頭表示)できます。
3.は、適切。期日指定定期預金は、据置期間である1年経過後から、最長預入期日までの任意の日を満期日として指定できます。
4.は、適切。貯蓄預金は、普通預金同様いつでも入出金可能で、基準残高額以上なら金利が優遇されます。
ただし、給与や年金等の受取口座や、公共料金等の支払口座に指定できません。
よって正解は、1.
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