問21 2021年3月学科
問21 問題文択一問題
銀行等の金融機関で取り扱う預金の一般的な商品性等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.法人がスーパー定期預金に預け入れる場合は、単利型または半年複利型のいずれかを選択することができる。
2.個人が年0.025%の金利が適用される定期預金(単利型)に1億円を1年間預け入れた場合、所得税、復興特別所得税および住民税の源泉徴収(特別徴収)後の利息は、2万円である。
3.期日指定定期預金は、据置期間経過後から最長預入期日までの任意の日を満期日として指定することができる。
4.大口定期預金は、変動金利型の預金であり、1,000万円以上1円単位で預け入れることができる。
問21 解答・解説
預貯金に関する問題です。
1.は、不適切。スーパー定期預金は、預入時の金利が満期日まで適用される固定金利商品で、預入期間1ヶ月以上3年未満の場合は単利型、預入期間3年以上の場合は単利型と半年複利型を選択できます。
半年複利型は個人のみ利用可能で、法人が利用できるのは、預入期間にかかわらず単利型のみです。
2.は、不適切。預貯金の利子等の利子所得は、一律20.315%(所得税15.315%・住民税5%)の税率で源泉徴収(源泉分離課税)されます(復興特別所得税を含む)。
よって1億円を年0.025%の利率の定期預金に預けた場合、税引き前の利息は、1億円×0.025%=25,000円
源泉徴収される税額は、25,000円×20.315%=5078.75 ⇒ 5,078円(端数切捨て)
よって受け取る税引き後の利息は、25,000円−5,078円=19,922円
3.は、適切。期日指定定期預金は、据置期間である1年経過後から、最長預入期日までの任意の日を満期日として指定できます。
4.は、不適切。大口定期預金は、通常預入金額1,000万円以上から利用できる、預入期間1ヶ月以上から指定可能な固定金利商品です。
よって正解は、3.
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