問6 2021年1月実技資産設計提案業務

問6 問題文と解答・解説

問6 問題文

志田さんはTS投資信託を新規募集時に1,000万口購入し、特定口座(源泉徴収口座)で保有して収益分配金を受け取っている。下記<資料>に基づき、志田さんが保有するTS投資信託に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。

<資料>
[TS投資信託の商品概要(新規募集時)]
投資信託の分類  :追加型投資信託/国内/株式
決算および収益分配:毎年10月9日(休業日の場合には翌営業日)
申込価格     :1口当たり1円
申込単位     :1万口以上1口単位
基準価額     :当ファンドにおいては、1万口当たりの価額で表示
購入時手数料(税込み):
 購入金額1,000万円未満 購入金額に対して3.3%
 購入金額1,000万円以上 購入金額に対して2.2%
運用管理費用(信託報酬)(税込み):純資産総額に対し年1.21%
信託財産留保額:1万口につき解約請求日の翌営業日の基準価額に0.3%を乗じた額

[志田さんが保有するTS投資信託の収益分配金受取時の運用状況(1万口当たり)]
収益分配前の個別元本:9,200円
収益分配前の基準価額:10,000円
収益分配金     :1,000円
収益分配後の基準価額:9,000円

・ 志田さんが、TS投資信託を新規募集時に1,000万口購入した際に、支払った購入時手数料(税込み)は、( ア )である。
・ 収益分配時に、志田さんに支払われた収益分配金のうち800円(1万口当たり)は( イ )である。

1.(ア)220,000円 (イ)普通分配金

2.(ア)220,000円 (イ)元本払戻金(特別分配金)

3.(ア)330,000円 (イ)普通分配金

4.(ア)330,000円 (イ)元本払戻金(特別分配金)

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問6 解答・解説

投資信託の購入時手数料・分配金に関する問題です。

投資信託を購入する場合、販売手数料がかかる場合があります(無料の投信(ノーロード投信)もあります。)。
販売手数料=投資信託の購入額×販売手数料率
本問では、「購入時手数料(税込):購入金額1,000万円未満3.3%、1,000万円以上2.2%」とあり、「申込価格:1口当たり1円」ですから、1,000万口購入する場合、購入金額は1,000万円となります。
よって、購入時手数料は、
1,000万円×2.2%=220,000円

また、追加型の株式投資信託で、収益分配金支払後の基準価額が受益者の個別元本(収益分配金支払前)よりも低い場合、分配金は元本払戻金(特別分配金)として非課税となります。
つまり、投信の価格が元本を下回ったときの分配金は、元本の取り崩しに相当するため、利益が出ているわけではないとして非課税になるわけです。
逆に、収益分配金支払後の基準価額が受益者の個別元本(収益分配金支払前)よりも高い場合、分配金は普通分配金として課税対象となります。

よって、志田さんの収益分配金支払前の個別元本=9,200円で、収益分配金支払後の基準価額=9,000円ですから、分配金1,000円のうち、差額200円が元本払戻金(特別分配金)で、残りの800円が普通分配金となります。

従って正解は、1.(ア)220,000円 (イ)普通分配金

問5             問7

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