問37 2020年9月実技資産設計提案業務

問37 問題文と解答・解説

問37 問題文

下記<資料>は、公一さんおよび青山商店のPT銀行(日本国内に本店のある普通銀行)における金融資産残高である。この時点でPT銀行が破綻した場合、公一さんがPT銀行に保有している<資料>の金融資産のうち、預金保険制度によって保護される金額の上限額として、正しいものはどれか。なお、預金利息については考慮しないこと。また、公一さんおよび青山商店は、PT銀行からの借入れはない。

<資料>
[名義:青山公一]
普通預金:110万円(決済用預金ではない)
定期預金:340万円
外貨預金:220万円

[名義:青山商店 青山公一]
当座預金:120万円
定期預金:500万円

1.1,000万円

2.1,070万円

3.1,120万円

4.1,290万円

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問37 解答・解説

預金保険制度に関する問題です。

銀行が破綻した場合、預金保険制度により、預金者1人当たり元本1,000万円までとその利息等が保護されます(利息のつかない決済用預金は全額保護)。
また、1つの銀行に、同じ人が複数の口座を開設している場合には、それらを合算して預金保険による保護金額を算定(名寄せ)します(決済用預金を除いて、預金者1人当たり元本1,000万円までとその利息等)。

資料のうち、当座預金は利息のつかない決済用預金ですので、全額保護されます。
また、外貨預金は預金保険制度の対象外です。
よって、元本1,000万円までとなるのは以下の通り。
公一さん:普通預金110万円、定期預金340万円⇒合計450万円
青山商店:定期預金500万円⇒合計500万円
総計  :450万円+500万円=950万円

従って、預金保険制度で保護される金額(最大金額)は、
普通・定期950万円+当座預金120万円=1,070万円

従って正解は、2. 1,070万円

問36             問38

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