問3 2020年1月実技中小事業主資産相談業務

問3 問題文と解答・解説

問3 問題文

Mさんは、Aさんに対して、確定拠出年金の個人型年金について説明した。Mさんが説明した次の記述(1)〜(3)について、適切なものには○印を、不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。

(1)「Aさんが個人型年金に加入した場合の掛金の拠出限度額は、国民年金の付加保険料と合わせて年額66万円です」

(2)「拠出した掛金は、税法上、小規模企業共済等掛金控除として所得控除の対象となります」

(3)「 老齢給付金を60歳から受け取るためには通算加入者等期間が10年以上必要となり、通算加入者等期間が10年に満たない場合は、受給可能な年齢が繰り下げられます」

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問3 解答・解説

確定拠出年金に関する問題です。

(1)は、×。個人型確定拠出年金の第1号加入者(国民年金の第1号被保険者)の掛金は、月額5,000円以上1,000円単位で加入者が決定し、その上限は、国民年金基金や付加年金の掛金と合わせて、合計68,000円です。
国民年金の付加保険料も納付する場合、毎月400円の保険料を納付するため、確定拠出年金として拠出できるのは67,000円(年額80.4万円)までとなります。

(2)は、○。確定拠出年金は、掛金の全額が小規模企業共済等掛金控除の対象です。

(3)は、○。確定拠出年金の加入者期間が、合算して10年以上あれば、60歳から老齢給付金を受給できますが、10年に満たない場合は60歳よりも遅れて支給されます。

問2             第2問

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