問4 2018年5月実技個人資産相談業務
問4 問題文
Mさんは、Aさんに対して、株式取引の仕組み等について説明した。Mさんの説明に関する次の記述(1)〜(3)について、適切なものには○印を、不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。
(1)「代表的な株価指標のうち、日経平均株価は、東京証券取引所市場第一部と市場第二部に上場している銘柄のうち代表的な225銘柄を対象とした修正平均型の株価指標です」
(2)「上場株式の注文方法のうち、指値注文では、高い値段の買い注文が低い値段の買い注文に優先し、原則として、同じ値段の注文については、先に出された注文が後に出された注文に優先して売買が成立します」
(3)「上場株式を証券取引所の普通取引で売買したときの受渡しは、原則として、約定日(売買成立日)から起算して3営業日目に行われます」
問4 解答・解説
株式取引の指標・注文方法・受渡日に関する問題です。
(1)は、×。日経平均株価は、東京証券取引所の一部上場企業のうち代表的な225銘柄を修正平均したもので、算出に当たり、株式分割などの権利落ちの影響が修正されます。
(2)は、○。同一銘柄の株式に異なる値段で指値注文が出されると、買い注文なら高い価格から、売り注文なら安い価格から優先され(価格優先の法則)、同じ値段で指値注文が出されると、より先に出された注文が優先して取引が成立します(時間優先の法則)。
(3)は、×。株式取引において約定日から実際の決済日(受渡日)までの期間は、約定日を含めて4営業日です(約定日から3営業日後に決済)。
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