問41 2018年1月学科
問41 問題文択一問題
土地の価格に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.地価公示の公示価格は、毎年1月1日を価格判定の基準日としている。
2.相続税路線価は、地価公示の公示価格の90%を価格水準の目安として設定されている。
3.固定資産税評価額は、原則として、3年ごとの基準年度において評価替えが行われる。
4.固定資産税評価額は、原則として、市町村長が固定資産評価基準により決定する。
問41 解答・解説
土地の価格に関する問題です。
1.は、適切。公示地価は、毎年1月1日が価格判定の基準日で、一般の土地取引の指標とするために、現在の利用状況を考慮せず、更地として1u当たりの価格を示しています。
なお、毎年3月下旬に国土交通省の土地鑑定委員会が公表します。
2.は、不適切。相続税路線価は、公示価格の約80%程度が目安で、毎年7月1日に、各国税局(国税庁)が1月1日時点の評価を公表します。
3.は、適切。固定資産税評価額は、固定資産税や都市計画税を算出する基礎となるもので、3年ごとに見直され、市町村が決定します(3年ごとの基準年度前年の、1月1日時点の評価額(公示価格の7割程度))。
4.は、適切。固定資産税評価額は、固定資産税や都市計画税を算出する基礎となるもので、3年ごとに見直され、総務大臣が定めた「固定資産評価基準」における、基準や評価の実施方法・手続きに沿って、市町村長が決定します。
よって正解は、2.
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