問10 2018年1月学科
問10 問題文択一問題
損益計算書に関する次の記述の空欄(ア)〜(エ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
・ 売上から売上原価を差し引いた利益は( ア )であり、粗利益ともいう。
・( ア )から販売費及び一般管理費を差し引いた利益が( イ )である。
・( イ )に営業外損益を含めた利益が( ウ )である。
・ 最終的に法人税や住民税等の税金を差し引いた利益が( エ )である。
1.(ア)売上総利益 (イ)営業利益 (ウ)経常利益 (エ)当期純利益
2.(ア)営業利益 (イ)売上総利益 (ウ)経常利益 (エ)当期純利益
3.(ア)営業利益 (イ)売上総利益 (ウ)当期純利益 (エ)経常利益
4.(ア)売上総利益 (イ)営業利益 (ウ)当期純利益 (エ)経常利益
問10 解答・解説
企業の決算書に関する問題です。
売上総利益(粗利)は、売上高から売上原価を差し引いたもので、営業利益=売上高−売上原価−販売費・一般管理費です。
つまり、売上から原価を差し引いたものが粗利(売上総利益)であるのに対し、営業利益はそこからさらに販売費や一般管理費を差し引いたもので、会社の本業の利益を表すものです。
そして、会社の本業の利益である営業利益に対して、経常利益は、営業利益に通常の営業活動以外の収入と費用を反映した利益のことで、本業と副業を合わせた利益ともいえます。
さらに、経常利益に、臨時収入や臨時損失である特別損益を反映したものが税引前当期純利益で、その税引前当期純利益から法人税等を差し引いた後の、その事業年度における企業の最終的な純利益が、当期純利益です。
よって正解は、1.
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