第3問 2017年9月実技損保顧客資産相談業務
第3問 設例
食品加工業を営むＸ株式会社（以下、「Ｘ社」という）の創業社長であるＡさん（73歳）は、長男Ｂさん（42歳）への事業承継に目途がついたこともあり、今期限りで勇退しようと考えている。社長退任後は、Ｘ社の役員等にはとどまる予定はない。後継者である長男Ｂさんは、経営目標に販路拡大を掲げ、新規取引先（法人）の開拓と同時に、個人顧客へのネット通販に力を入れている。
長男Ｂさんは、現在、従業員の労災事故に備えるため、損害保険会社の労働災害総合保険への加入を検討している。
第3問 資料
＜Ｘ社が加入を検討している労働災害総合保険に関する資料＞
(1) 契約者（＝保険料負担者）・被保険者：Ｘ社
(2) 平均被用者数：40名
(3) 賃金総額（年間）：１億2,000万円
(4) 保険金額および保険料（一部抜粋）
死亡補償保険金・・・・・・・・2,000万円
後遺障害補償保険金・・・・・・2,000万円〜100万円（１級〜14級）
休業補償保険金（１日当たり）・2,000円
使用者賠償・・・・・・・・・・１名につき2,000万円・１災害につき１億円
年間保険料・・・・・・・・・・32万円
(5) 保険開始日：平成30年１月１日（保険期間１年）
(6) Ｘ社の決算期間：１月１日〜12月31日
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
問6
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