問4 2017年9月実技損保顧客資産相談業務
問4 問題文
はじめに、Mさんは、Aさんに対して、自動車損害賠償責任保険(以下、「自賠責保険」という)について説明した。Mさんが説明した以下の文章の空欄(1)〜(4)に入る最も適切な語句または数値を、下記の〈語句群〉のイ〜ルのなかから選び、その記号を解答用紙に記入しなさい。
@)「自賠責保険は、自動車損害賠償保障法の規定によって、原則として、すべての車に加入が義務付けられています。自賠責保険における被害者1人当たりの保険金の支払限度額は、死亡の場合で( 1 )万円、傷害の場合で( 2 )万円です。
また、後遺障害の場合は障害の程度に応じて最高で4,000万円です。なお、自賠責保険では、被害者に重大な過失がある場合、損害賠償として支払われる保険金の額が減額( 3 )」
A)「自賠責保険の保険料は、( 4 )や保険期間に応じて定められており、締結する保険会社、自動車の走行距離等による差異はありません」
〈語句群〉
イ.80 ロ.100 ハ.120 ニ.2,000 ホ.3,000 ヘ.3,500
ト.自動車の車種 チ.運転者の範囲・年齢 リ.運転者の等級区分
ヌ.されることはありません ル.される可能性があります
問4 解答・解説
自賠責保険の商品性に関する問題です。
@)自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)で支払われる保険金の支払限度額(被害者1人当たり)は、死亡の場合で3,000万円、傷害の場合は120万円、後遺障害の場合は75万円から4,000万円です。
なお、自賠責保険や自動車損害賠償保障事業では、被害者に重大な過失があった場合には、被害者の過失割合に応じて、損害賠償として支払われる保険金や、損害てん補額が減額されます。
A)自賠責保険の保険料は、一部の離島などを除いて、取り扱う保険会社や共済組合、運転者の範囲・年齢、自動車の走行距離に関わらず同一ですが、保険対象とする自動車の車種や保険期間によって異なります。
以上により正解は、(1)ホ.3,000 (2)ハ.120 (3)ル.される可能性があります (4)ト.自動車の車種
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