第1問 2017年9月実技中小事業主資産相談業務
第1問 設例
次の設例に基づいて、下記の各問に答えなさい。
《設例》
Aさん(45歳、女性、独身)は、30歳で衣料・雑貨販売店を開業し、35歳でX社を設立した創業社長である。X社が取り扱う衣料品はサイズの品揃えが豊富で、固定客も多く、安定的な業績を残している。
Aさんは、経営が軌道に乗ったことで、自身の将来のことを考え始めるようになった。将来の生活設計のため、まずは公的年金制度から自分の年金がどのくらい支給されるのかを知りたいと思っている。また、これまでX社を支えてくれた従業員のために、X社の福利厚生の充実を図りたいと考えている。
そこで、Aさんは、懇意にしているファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。X社の概要およびAさんに関する資料は、以下のとおりである。
第1問 資料
〈X社の概要〉
資本金 :1,000万円
業種 :小売業
従業員数 :50人(うちパートタイマーが20人)
企業年金制度:なし
〈Aさんに関する資料〉
・昭和47年4月10日生まれ
・公的年金の加入歴は下記のとおりである(見込み期間を含む)。
(注1)平均標準報酬月額:20万円 (注2)平均標準報酬額:60万円
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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