問32 2017年9月学科
問32 問題文択一問題
所得税における各種所得に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.預貯金の利子を受け取ったことによる所得は、利子所得である。
2.上場株式の配当を受け取ったことによる所得は、配当所得である。
3.賃貸していた土地を売却した代金を受け取ったことによる所得は、不動産所得である。
4.定年退職時に退職手当として一時金を受け取ったことによる所得は、退職所得である。
問32 解答・解説
所得税の所得分類に関する問題です。
1.は、適切。預貯金や国債・社債の利子は、利子所得となります。
2.は、適切。株式の配当金は、配当所得となります(投資信託の普通分配金も同様)。
3.は、不適切。土地や建物等の不動産の売却益は、土地・建物等の譲渡所得として、申告分離課税の対象です。
4.は、適切。定年退職時に受け取る退職手当は、一括(一時金)で受け取ると退職所得となり、年金形式で受け取ると公的年金等の雑所得となります。
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