問1 2017年5月実技資産設計提案業務
問1 問題文
ファイナンシャル・プランニングのプロセスに従い、次の(ア)〜(カ)を6つのステップの順番に並べ替えたとき、その中で3番目(ステップ3)となるものとして、最も適切なものはどれか。その記号を解答欄に記入しなさい。
(ア)顧客から受領した情報を基に、将来の財政状況の予測・分析等を行う。
(イ)顧客に提供するサービス内容や必要となる費用等について説明し、了解を得る。
(ウ)顧客の環境の変化、税制や法律改正の内容を考慮し、プランの見直しを行う。
(エ)顧客や家族の情報、財政的な情報等を収集し、財政的な目標を明確化する。
(オ)顧客の目標を達成するために必要なプランを作成し、提案書を提示する。
(カ)作成したプランに従い、必要な金融商品の購入、不動産売却等の実行を支援する。
問1 解答・解説
ファイナンシャル・プランニング・プロセスに関する問題です。
プランニングは、以下の6つのステップで行うこととされています。
Step1.顧客との関係確立………………例:顧客とFPの責任の明確化
Step2.顧客データの収集………………例:ヒアリング等の調査
Step3.顧客の財務状況の分析と評価…例:キャッシュフロー分析等の現状分析
Step4.プランの検討・作成と提示……例:提案書の作成・提示
Step5.プランの実行援助………………例:金融商品購入や不動産売却等の実行支援
Step6.定期的な見直し…………………例:ライフステージ毎の保険相談等
従って、(ア)「顧客から受領した情報を基に、将来の財政状況の予測・分析等を行う。」はStep3、(イ)「顧客に提供するサービス内容や必要となる費用等について説明し、了解を得る。」はStep1、(ウ)「顧客の環境の変化、税制や法律改正の内容を考慮し、プランの見直しを行う。」はStep6、(エ)「顧客や家族の情報、財政的な情報等を収集し、財政的な目標を明確化する。」はStep2、(オ)「顧客の目標を達成するために必要なプランを作成し、提案書を提示する。」はStep4、(カ)「作成したプランに従い、必要な金融商品の購入、不動産売却等の実行を支援する。」はStep5となります。
よって(ア)〜(カ)の順番は、(イ)→(エ)→(ア)→(オ)→(カ)→(ウ)
従って正解(3番目)は、(ア)「顧客から受領した情報を基に、将来の財政状況の予測・分析等を行う。」
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