問10 2017年1月実技個人資産相談業務
問10 問題文
甲土地および乙土地を一体とした土地上に賃貸アパートを建築する場合の建築基準法上の規制に関する以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る最も適切な語句または数値を、下記の〈語句群〉のイ〜リのなかから選び、その記号を解答用紙に記入しなさい。
@)甲土地と乙土地を一体とした土地上に建築物を建築する場合、建築物の用途制限については、甲土地と乙土地の一体の土地の全部について、( 1 )地域の建築物の用途に関する規定が適用される。
A)防火地域内においては、原則として、地階を含む階数が( 2 )以上または延べ面積が100uを超える建築物は耐火建築物としなければならないとされており、準防火地域内においては、原則として、地階を除く階数が4以上または延べ面積が( 3 )を超える建築物は耐火建築物としなければならないとされている。なお、建築物が防火地域と準防火地域にわたる場合、原則として、その建築物の全部について、防火地域内の建築物に関する規定が適用される。
〈語句群〉
イ.近隣商業 ロ.第一種住居 ハ.準住居 ニ.2 ホ.3
へ.5 ト.500u チ.1,000u リ.1,500u
問10 解答・解説
用途地域・防火規制に関する問題です。
@)土地の一体利用に関して、建築物の敷地が異なる用途地域にわたる場合、その敷地全体に対して、過半の属する用途地域の用途制限が適用されます。
従って、本問の甲土地・乙土地を一体利用する場合では、第一種住居地域の用途制限が適用されます。
A)防火地域内では、地下階を含む3階以上または延べ面積100uを超える建築物は、耐火建築物とすることが必要です。
また、準防火地域内では、地下階を除く4階以上または延べ面積1,500uを超える建築物は、耐火建築物とすることが必要です。
以上により正解は、(1)ロ.第一種住居 (2)ホ.3 (3)リ.1,500u
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