問29 2017年1月学科
問29 問題文択一問題
株式市場において、どのような投資家がどの程度売買しているのかを示す下記<資料>から読み取ることができる内容に関する次の記述の空欄(ア)〜(エ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
<資料>
出所:東京証券取引所「投資部門別 株式売買状況 東証市場第一部[金額]委託内訳」をもとに作成
2012年、2013年、2014年をみると、個人は( ア )、海外投資家は( イ )ており、アベノミクス相場の渦中で、個人と海外投資家が( ウ )投資行動をとっていたことを読み取ることができる。また、2015年をみると、海外投資家が( ア )ており、海外投資家の売りと買いの合計で全体の約( エ )を占めていることが分かる。
1.(ア)売り越し (イ)買い越し (ウ)一致する (エ)7割
2.(ア)売り越し (イ)買い越し (ウ)相反する (エ)7割
3.(ア)買い越し (イ)売り越し (ウ)相反する (エ)5割
4.(ア)買い越し (イ)売り越し (ウ)一致する (エ)5割
問29 解答・解説
株式市場における売買動向に関する問題です。
資料にある通り、2012〜2014年は個人は買いより売りの方が多い売り越しで、海外投資家はその反対の買い越しであり、いわゆるアベノミクス相場において個人と海外投資家は反対(相反)の投資行動を取っていたことが分かります。
また、2015年では海外投資家は売り越しており、海外投資家の売り買いの合計は約820兆円で、株式市場全体の約7割(海外投資家820兆円/全体合計約1,150兆円)を占めていることが分かります。
以上により正解は、2.(ア)売り越し (イ)買い越し (ウ)相反する (エ)7割
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