問12 2017年1月学科
問12 問題文択一問題
個人年金保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.保証期間付終身年金では、保証期間中に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合には、被保険者の相続人が継続して保証期間満了まで年金を受け取ることができる。
2.保証期間のない有期年金では、年金支払開始後10年、15年など契約時に定めた期間中に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合には、被保険者の相続人が残りの年金支払期間分の年金現価を一時金で受け取ることができる。
3.確定年金では、年金支払開始後10年、15年など契約時に定めた期間中は、被保険者の生死にかかわらず年金を受け取ることができる。
4.変額個人年金保険では、据置期間中(保険料払込期間中)の資産運用が特別勘定で行われ、その損益はすべて契約者に帰属する。
問12 解答・解説
個人年金に関する問題です。
1.は、適切。保証期間付終身年金は、保証期間中は被保険者の生死に関係なく年金が受け取れ、保証期間経過後は生存している限り、年金を受け取ることができる保険です。
よって、保証期間中に被保険者が死亡すると、残りの保証期間に対応する年金、または一時金が支払われます。
2.は、不適切。有期年金は、年金支払期間中、被保険者が生存している限り年金が支払われる商品であり、契約時に定めた年金受取期間中に被保険者が死亡した場合、その後の年金や一時金の支払いはありません。
3.は、適切。確定年金は、年金支払期間中、被保険者の生死に関係なく年金が支払われます(残りの期間に応じた年金または一時金)。
4.は、適切。変額個人年金では、払い込まれた保険料は、年金支払開始時までは特別勘定(元本や利率の保証無しに運用成績に応じて実績配当)で運用されます。
なお、年金受取開始後は、積立金が一般勘定に移管される(元本・利率の保証有り)のが一般的です(特別勘定での運用を継続するものも有り)。
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