問28 2016年5月学科

問28 問題文と解答・解説

問28 問題文択一問題

株式累積投資の制度を利用して、ドルコスト平均法により、1回当たり3万円の投資金額でA社株式を以下のとおり買い付けたときの平均取得単価(株価)として、正しいものはどれか。なお、売買委託手数料等は考慮しないものとし、計算過程および解答は円未満を四捨五入すること。

第1回 :1,000円
第2回 :1,250円
第3回 :1,500円
第4回 :1,200円

1.1,186円

2.1,212円

3.1,238円

4.1,264円

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問28 解答・解説

ドルコスト平均法に関する問題です。

ドルコスト平均法は、そのときの株価に関わらず、常に一定金額で積立投資を行う方法です。
よって、各回の購入株式数=各回の投資金額÷各回の株価 となります。
第1回の購入株式数:30,000円÷1,000円=30株
第2回の購入株式数:30,000円÷1,250円=24株
第3回の購入株式数:30,000円÷1,500円=20株
第4回の購入株式数:30,000円÷1,200円=25株

総合計購入株式数 :30株+24株+20株+25株=99株
総投資金額     :30,000円×4回=120,000円

よって、平均取得単価:120,000円÷99株=1212.1212⇒1,212円(円未満四捨五入)

正解は、2.1,212円

なお、株式累積投資(るいとう)は、金融商品取引業者が選定した株式を、毎月一定日に指定した一定額(1万円以上)、同一銘柄を継続的に買い付けして投資する取引方法です。

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