問9 2016年5月学科
問9 問題文択一問題
住宅金融支援機構と民間金融機関が提携した住宅ローンであるフラット35(買取型)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.融資を申し込むことができる者は、親子リレー返済を利用する場合を除き、65歳未満の者に限られる。
2.所定の要件を満たせば、既存の住宅ローンの借換えに利用することができる。
3.住宅金融支援機構のインターネットサービス「住・My Note」を利用して一部繰上げ返済を申し込む場合、返済可能な金額は原則として10万円以上である。
4.融資申込時の申込者の年齢が62歳の場合、融資期間は10年以上の定められた期間までとなる。
問9 解答・解説
フラット35に関する問題です。
1.は、不適切。フラット35は融資申込み時の年齢が満70歳未満という制限が有りますが、親の住宅ローンを子どもや孫が引き継いで返済する親子リレー返済の場合は、後継者の年齢等の要件を満たしていれば、申込本人の年齢が満70歳以上でも申込み可能です。
2.は、適切。住宅の床面積や年収等の融資条件を満たせば、フラット35の借換融資を利用することが出来ます。
フラット35の借換融資とは、例えば変動金利で住宅ローンを組んでいた場合、金利上昇リスクを考えて、長期固定金利のフラット35に借り換えることができる制度です。
3.は、適切。フラット35で一部繰上げ返済する場合、毎月の返済日が繰上げ返済日となり、金融機関機関の窓口では100万円以上、住宅金融支援機構のWEBサービス「住・My Note」(インターネット経由)では10万円以上から繰上げ返済が可能です。
4.は、適切。フラット35の融資期間(借入期間)の下限は15年(申込者または連帯債務者の年齢が満60歳以上の場合は10年)で、上限は申込者が80歳になるまでの年数と35年のうちいずれか短い年数です。
よって、62歳の人が申し込む場合、融資期間(借入期間)は最低でも10年となります。
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