問29 2016年1月実技資産設計提案業務
問29 問題文
竜太郎さんは、薫さんの大学進学を控えて奨学金や教育ローンに関心をもち、FPの山田さんに質問をした。山田さんが日本学生支援機構の奨学金(第一種・第二種)および日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)について説明する際に使用した下表の空欄(ア)〜(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
1.(ア)保護者 (イ)決められた募集期間内 (ウ)350万円
2.(ア)保護者 (イ)1年中いつでも可能 (ウ)300万円
3.(ア)学生本人 (イ)1年中いつでも可能 (ウ)350万円
4.(ア)学生本人 (イ)決められた募集期間内 (ウ)300万円
問29 解答・解説
日本学生支援機構の奨学金・日本政策金融公庫の教育一般貸付に関する問題です。
日本学生支援機構の奨学金は、学生本人が貸付対象者ですが、日本政策金融公庫の教育ローン(教育一般貸付)は、学生の保護者が申込人となるのが原則です(本人が成人していて安定した収入がある場合等、独立して生計を営んでいるときは学生本人が申込人になることも可能)。
また、日本学生支援機構の奨学金は決められた募集期間内に申し込む必要がありますが、日本政策金融公庫の教育ローン(教育一般貸付)は、一年中いつでも申込可能です。
なお、日本政策金融公庫の教育一般貸付の融資額は、学生・生徒1人につき350万円(1年以上の海外留学資金は450万円)以内です。
従って正解は、3.(ア)学生本人 (イ)1年中いつでも可能 (ウ)350万円
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