問4 2016年1月実技中小事業主資産相談業務

問4 問題文と解答・解説

問4 問題文

Mさんは、Aさんに対して、個人向け国債の特徴について説明した。Mさんが説明した以下の文章の空欄(1)〜(4)に入る最も適切な語句または数値を、下記の〈語句群〉のイ〜ヌのなかから選び、その記号を解答用紙に記入しなさい。

「個人向け国債には、変動金利型10年満期、固定金利型5年満期、固定金利型3年満期があります。個人向け国債は、その種類にかかわらず、購入単位は( 1 )万円単位で、( 2 )発行されます。
固定金利型5年満期と固定金利型3年満期は、発行時に決定された利率が満期まで変わりません。他方、変動金利型10年満期は、適用利率が半年ごとに見直されますが、適用利率は( 3 )が下限とされています。
個人向け国債は、原則として、発行後1年を経過すればいつでも中途換金することができ、換金代金は、額面金額に経過利子相当額を加えた額から直前( 4 )回分の利子相当額を控除した金額となります」

〈語句群〉
イ.1  ロ.2  ハ.5  ニ.10  ホ.毎月  ヘ.四半期ごとに
ト.半年ごとに  チ.0.01%  リ.0.05%  ヌ.0.10%

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問4 解答・解説

個人向け国債に関する問題です。

個人向け国債は、変動10年・固定5年・固定3年の3種類がありますが、金利タイプと利率以外は共通しています。
発行体 :日本国政府(日銀は発行事務を担当)
利払い :半年ごとに1回
最低金利:年0.05%
購入単位:1万円以上1万円単位
中途換金:発行から1年経過後、理由を問わずいつでも換金可能
発行月 :毎月(年12回)

ただし、中途換金の場合、直前2回分の利子相当額(税引後)が差し引かれます(税引前だと、直前2回分の利子相当額×0.79685)。

以上により正解は、(1) イ.1 (2) ホ.毎月  (3) リ.0.05%  (4) ロ.2

第2問             問5

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