問21 2015年9月実技資産設計提案業務
問21 問題文
相続財産から控除できる債務等に関する次の(ア)〜(エ)の記述について、正しいものには○、誤っているものには×を解答欄に記入しなさい。
(ア)被相続人が死亡したときにあった借入金などの債務で確実と認められるものについては、相続財産から控除することができる。
(イ)葬式などの前後の出費で、通常葬式費用として欠かせないお通夜などにかかった費用については、葬式費用として相続財産から控除することができる。
(ウ)香典返しのためにかかった費用については、葬式費用として相続財産から控除することができる。
(エ)一周忌の法要のためにかかった費用については、葬式費用として相続財産から控除することができる。
問21 解答・解説
相続税の債務控除に関する問題です。
(ア)は、○。債務控除の対象となるのは、被相続人の死亡のときに確定している債務です(事業上の借入金も含む)。
(イ)は、○。読経料や火葬費等の葬式費用は相続税の課税価格から控除できますが、通常葬式に欠かせないお通夜なども、葬式費用として相続税の債務控除に含まれます。
(ウ)は、×。読経料や火葬費等の葬式費用は相続税の課税価格から控除できますが、香典返しや墓地・墓石の購入代金等は葬式費用に含まれません。
(エ)は、×。初七日や四十九日の法会、一周忌等はやらないこともできるため、その費用は債務控除の対象となりません。
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