第2問 2015年9月実技個人資産相談業務
第2問 問題文
会社員のAさん(51歳)は、現在、3年前に購入したX投資信託を特定口座の源泉徴収選択口座で200万口保有しているが、先日、証券会社の担当者から新たにY投資信託の購入の提案を受けた。また、「非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得および譲渡所得等の非課税措置(以下、当該非課税措置は『NISA』、当該非課税口座は『NISA口座』という)」についても、その活用を勧められている。そこで、Aさんは、NISAの仕組み等について詳しく知りたいと考え、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
X投資信託およびY投資信託に関する資料等は、以下のとおりである。
第2問 資料
〈X投資信託に関する資料〉
・公募株式投資信託
・追加型/国内/株式
・主な投資対象 :高配当の国内株式
・信託期間 :無期限
・決算日 :毎年9月6日
・購入時手数料 :なし
・信託財産留保額:解約時の基準価額に対して0.2%
・Aさんの購入時の基準価額 :8,480円(1万口当たり)
〈Y投資信託に関する資料〉
・公募株式投資信託
・追加型/海外/株式 為替ヘッジなし
・主な投資対象 :日本を除くアジア各国の株式
・信託期間 :平成33年7月18日まで
・決算日 :毎年1月18日および7月18日
・購入時手数料 :購入価額の3.24%(税込)
・信託財産留保額:解約時の基準価額に対して0.3%
〈X投資信託とY投資信託の過去5年間の運用パフォーマンスに関する資料〉
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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