第1問 2015年9月実技生保顧客資産相談業務
第1問 問題文
個人事業主のAさん(45歳)は、妻Bさん(45歳)とともに、飲食店を営んでいる。Aさんの店は、常連客が多く、経営も順調であるため、体力の続く限り仕事は続けたいと思っているが、年齢を重ねるたびに老後の生活資金の準備について考えるようになった。Aさんは、最近、将来受給できる公的年金の年金額や老後の年金収入を増やす方法について知りたいと思っている。Aさんは、これまで、厚生年金保険に加入したことはなく、国民年金のみに加入しているが、現在の店をオープンする前の修業時代に国民年金の保険料未納期間や保険料免除期間がある。
そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
第1問 資料
Aさんおよび妻Bさんに関する資料は、以下のとおりである。
<Aさんに関する資料>
(1) 生年月日 : 昭和45年5月16日
(2) 国民年金の加入歴
<妻Bさんに関する資料>
(1) 生年月日 : 昭和45年8月10日
(2) 公的年金の加入歴 : 18歳からAさんと結婚するまで厚生年金保険に加入。Aさんとの結婚後は国民年金に加入し、国民年金の保険料未納期間はない。
※Aさんおよび妻Bさんは、現在および将来においても、公的年金制度における障害等級に該当する障害の状態にないものとする。
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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