問5 2015年9月学科

問5 問題文と解答・解説

問5 問題文択一問題

公的年金制度に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.基礎年金番号は、国民年金、厚生年金保険および共済年金(共済組合の長期給付)のすべての公的年金制度で共通して使用される番号で、公的年金の被保険者等や受給者1人につき1つの番号が割り当てられる。

2.マクロ経済スライドは、被保険者数の減少と平均余命の伸びを毎年度の年金額の改定に反映させることにより、年金の給付水準を調整する仕組みである。

3.国民年金の保険料は、所定の手続きにより2年度分をまとめて納付することができる。

4.公的年金は、支給事由が生じた日の属する月の翌月から受給する権利が消滅した日の属する月まで、毎月15日に支払われる。

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問5 解答・解説

国民年金の保険料等に関する問題です。

1.は、適切。基礎年金番号は、国民年金・厚生年金・共済年金のすべての公的年金制度で共通使用される番号で、公的年金の被保険者等や受給者1人につき1つの番号が割り当てられます。
当初は各公的年金で独自に番号がつけられていましたが、平成9年から共通化されました。

2.は、適切。マクロ経済スライドは、被保険者数の減少や平均余命の伸びに合わせて毎年度の年金額を改定し、年金の給付水準を自動的に調整する仕組みです。
以前は賃金や物価の動きによって改定する物価スライド制でしたが、年金財政見直しのため、2004年からマクロ経済スライドが導入されました(ただし特例措置により、実際に適用されたのは2015年から)。

3.は、適切。国民年金の保険料のうち、未納期間分の保険料は、過去2年分までさかのぼってまとめて追納可能です。また、平成26年4月から2年分の国民年金保険料を前納可能となりました(以前は1年分まででした)。

4.は、不適切。年金は2ヶ月に1回、年6回(偶数月)に分けて支給されます(老齢基礎年金に限らず、老齢厚生年金や遺族年金・障害年金も同様)。なお、支給期間は支給事由の発生月の翌月から受給権の消滅日の月までで、偶数月の15日に支給されます。

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