問6 2015年5月実技資産設計提案業務

問6 問題文と解答・解説

問6 問題文

下記<資料>のとおり、Aの時点において100万円で購入した株式が、Bの時点で買値より28%値下がりしてX万円となった。この株価が将来のCの時点で投資元本の100万円を回復するには、X万円に対して何%値上がりすればよいか。なお、計算結果については、%表示単位の小数点以下第2位を四捨五入すること。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと(解答用紙に記載されているマス目に数値を記入すること)。

<資料>

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問6 解答・解説

投資元本に対する損失割合に関する問題です。

100万円で買った株が、買値より28%と値下がりしたわけですから、下げ幅は100万円×28%=28万円。
よって、値下がり後の投資元本(X)=100万円−28万円=72万円

この72万円が●●%値上がりすれば、元の100万円になると考えればいいわけですから、
72万円+72万円×●●%=100万円
72万円×●●%=100万円−72万円=28万円
●●%=28万円÷72万円=0.388…≒38.9%(小数点以下第2位四捨五入)

※28%下がったんだから、28%上がれば元通り!と考えがちですが、減ってしまった元本を元に戻そうとしても、元手に対してより高い利回りを目指さないといけなくなるわけです。
この話は「投資は負けないことが大切」といった趣旨で、リスクの取り過ぎに注意するときに使われることが多いです。

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