問14 2015年5月学科
問14 問題文択一問題
下記の生命保険に加入しているAさんが死亡した場合、Aさんの相続に係る相続税の課税価格に算入される生命保険契約に関する権利の価額として、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。
保険の種類 :定期保険特約付終身保険
契約者(=保険料負担者):Aさん
被保険者 :Aさんの配偶者
死亡保険金受取人:Aさん
死亡保険金額 :3,000万円
相続開始時における払込保険料総額 :1,022万円
相続開始時における解約返戻金相当額:640万円
1.382万円
2.640万円
3.1,022万円
4.3,000万円
問14 解答・解説
生命保険の相続税課税価格に関する問題です。
生命保険の契約者と被保険者が異なる場合、契約者が保険期間中に死亡したときは、新しく契約者となった人が保険契約の権利を引き継ぎ、契約者が死亡した時点で、本来の相続財産として解約返戻金額が相続税の課税対象となります。
また、生命保険金等の非課税規定(死亡保険金のうち500万円×法定相続人までは非課税)は、死亡保険金の受け取りに対して適用されるものであるため、適用されません。
よって本問の場合、Aさんが契約していた定期保険特約付終身保険は、本来の相続財産として、解約返戻金相当額である640万円が相続税の課税価格に算入されます。
従って正解は、2.640万円
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