問11 2015年1月実技資産設計提案業務

問11 問題文と解答・解説

問11 問題文

鶴見圭子さん(38歳)が保険契約者(保険料負担者)および被保険者として加入している生命保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)〜(ウ)にあてはまる数値を解答欄に記入しなさい。なお、保険契約は有効に継続しているものとし、圭子さんはこれまでに<資料>の保険から、保険金・給付金を一度も受け取っていないものとする。また、各々の記述はそれぞれ独立した問題であり、相互に影響を与えないものとする。

<資料/保険証券1>


<資料/保険証券2>


・圭子さんが現時点(38歳)で、交通事故で即死した場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は( ア )万円である。

・圭子さんが現時点(38歳)で、初めて子宮頸ガン(悪性新生物)と診断され、20日間入院し約款所定の手術(1回)を受けた場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は( イ )万円である。

・圭子さんが現時点(38歳)で、肺炎で10日間入院し(手術は受けていない)、退院日の翌日から約款所定の期間内に5日間通院した場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は( ウ )円である。

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問11 解答・解説

生命保険の保障内容に関する問題です。

交通事故により死亡(即死)した場合、保険証券1の医療保険からは死亡保険金が支払われます。
また、保険証券2の終身ガン保険からは、「ガン以外による死亡」として死亡給付金が支払われます。
よって、本問の保険で支払われる保険金・給付金合計額は、
死亡保険金50万円+死亡給付金10万円=合計60万円 となります。

また、子宮頸ガンで入院・手術をした場合、保険証券1の医療保険からは疾病入院給付金・女性疾病入院給付金・手術給付金・ガン診断給付金、保険証券2の終身ガン保険からはガン診断給付金・ガン入院給付金・ガン手術給付金が支払われます。
疾病入院特約の給付対象:病気の治療を目的とした入院
女性疾病入院特約の給付対象:乳ガン、子宮ガン、子宮筋腫、卵巣腫瘍 等

いずれの給付金も、入院1日目から支給されるため、20日間入院した場合は、20日間が支給対象期間です。
よって、子宮頸ガンで手術1回、20日間入院した場合の保険金合計額は、
保険1:疾病0.5万円×20日間+女性0.5万円×20日間+手術10万円×1回+ガン診断50万円
=10万円+10万円+10万円+50万円=80万円
保険2:ガン診断100万円+ガン入院1万円×20日間+ガン手術20万円=140万円
1〜2の合計:80万円+140万円=220万円 となります。

最後に、肺炎で10日間入院後に5日間通院した場合、保険証券1の医療保険から疾病入院給付金・通院給付金が支払われます。
いずれの給付金も、入院・通院1日目から支給されるため、入院日数と通院日数が支給対象期間です。
給付金合計額=疾病0.5万円×10日間+通院0.3万円×5日間=6.5万円

従って正解は、(ア) 60(万円)  (イ) 220(万円) (ウ) 65,000(円)

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