問48 2015年1月学科

問48 問題文と解答・解説

問48 問題文択一問題

不動産に係る固定資産税および都市計画税に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.固定資産税における小規模住宅用地(住宅用地で住宅1戸当たり200u以下の部分)の課税標準については、課税標準となるべき価格の3分の1の額となる。

2.平成28年3月31日までに所定の要件を満たす新築住宅を取得した場合、1戸当たり120u以下の床面積に相当する固定資産税の税額について、一定期間にわたり2分の1が減額される。

3.固定資産税の納税義務者は、年の中途にその対象となる固定資産を売却した場合であっても、その年度分の固定資産税の全額を納付する義務がある。

4.都市計画税は、都市計画区域のうち、原則として市街化区域内に所在する土地や家屋を所有している者に対して課税される。

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問48 解答・解説

固定資産税・都市計画税に関する問題です。

1.は、不適切。住宅用敷地の固定資産税評価額は、200uまでの部分は1/6、200uを超える部分は1/3に軽減する特例があります(小規模住宅用地の特例)。

2.は、適切。新築住宅を取得した場合、床面積120u以下の部分について、3年間または5年間にわたって固定資産税が1/2(平成28年3月31日までに新築された場合の特例)となります。

3.は、適切。固定資産税の納税義務者は、毎年1月1日に登記簿または固定資産課税台帳に、土地・家屋等の所有者として登記・登録されている者です。
つまり、年の途中で自宅を売却したとしても、その年の固定資産税を払う必要があるわけです。

4.は、適切。都市計画税は、都市計画区域のうち市街化区域内に所在する土地・家屋の所有者に課税されます。

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