問5 2015年1月学科
問5 問題文択一問題
雇用保険の基本手当に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.基本手当は、離職の日以前に一定の被保険者期間を有する70歳未満の者が受給することができる。
2.基本手当を受給するためには、公共職業安定所に所定の書類を提出して、失業の認定を受けなければならない。
3.60歳で定年退職した者に対する基本手当の所定給付日数は、その者が就職困難者に該当する場合を除き、最長で360日である。
4.基本手当は、雑所得として所得税の課税対象となる。
問5 解答・解説
雇用保険の基本手当に関する問題です。
1.は、不適切。雇用保険の基本手当は、離職の日以前に一定の被保険者期間がある、65歳未満の人に支給されます(65歳以降に離職した場合は高年齢求職者給付金が支給されます)。
2.は、適切。基本手当の受給資格者が基本手当を受給するには、公共職業安定所(ハローワーク)に離職票を提出し、求職の申込みをすることで、失業の認定を受ける必要があります。
3.は、不適切。定年退職は自己都合退職等と同様に一般受給資格者となるため、基本手当の給付日数は、被保険者期間20年以上で最長150日です。なお、障害や社会的事情により就職が難しい就職困難者の場合、45歳以上65歳未満であれば最長360日となります。
4.は、不適切。雇用保険の基本手当や、高年齢雇用継続給付等の、雇用保険から受ける給付は非課税とされています。
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