問40 2014年9月実技資産設計提案業務

問40 問題文と解答・解説

問40 問題文

博之さんは、再雇用制度を利用して60歳の定年後も引き続き今の会社で働くことも考えており、雇用保険の高年齢雇用継続基本給付金について、FPの明石さんに質問した。高年齢雇用継続基本給付金の概要に関する下表の空欄(ア)〜(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

[支給要件]
・ 一般被保険者または高年齢継続被保険者であること。
・ 算定基礎期間に相当する期間が( ア )あること。
・ 原則として、支給対象月に支払われた賃金額が60歳到達時の賃金額と比較して( イ )であり、かつ支給限度額未満であること。

[支給額(月額)]
原則として、賃金低下率に応じて、(1)または(2)の計算式により算定される。
(1) 支給対象月に支払われた賃金額×( ウ )
(2) 支給対象月に支払われた賃金額×厚生労働省令で定める率

[支給期間]
60歳に達した月から65歳に達する月まで

1.(ア) 5年以上  (イ)75%未満  (ウ)15%

2.(ア) 5年以上  (イ)70%未満  (ウ)10%

3.(ア)10年以上  (イ)70%未満  (ウ)15%

4.(ア)10年以上  (イ)75%未満  (ウ)10%

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問40 解答・解説

高年齢雇用継続給付に関する問題です。

雇用保険の高年齢雇用継続給付は、60歳到達時等の時点に比べて賃金が75%未満に低下した、60歳以上65歳未満の一般被保険者の方に支給されます(高年齢雇用継続基本給付金と高年齢再就職給付金の2種類)。

支給額は、現在の賃金が60歳時の61%未満の場合は、現在の賃金の15%、61〜75%の場合は低下率に応じて15%以下の額です。

また、支給を受けるには、雇用保険の被保険者期間が通算5年以上必要です。

従って正解は、1.(ア)5年以上 (イ)75%未満 (ウ)15%

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