問27 2014年9月実技資産設計提案業務
問27 問題文
FPの谷口さんは、住宅ローンの繰上げ返済について敏郎さんから質問を受け、イメージ図を使ってその仕組みを説明した。敏郎さんの住宅ローンの一部を「期間短縮型」で繰上げ返済した場合のイメージ図として、最も適切なものはどれか。なお、繰上げ返済は元金部分に充当するものとし、図の網掛け部分()は繰上げ返済する元金部分または軽減される利息部分を表している。
問27 解答・解説
住宅ローンの繰上げ返済に関する問題です。
住宅ローンの繰上げ返済方法には、期間短縮型と返済額軽減型の二つがあり、期間短縮型は、毎月の返済額はそのままで、住宅ローンの返済期間を短くする返済方法です。
本問のイメージ図のうち、1と4は、元金と利息を合わせた毎月の返済額が一定である、元利均等返済のイメージ図で、2と3は、元金部分の返済額が一定で、利息を合わせた毎月の返済額が段々減っていく、元金均等返済のイメージ図です。
設例より、敏郎さんの住宅ローンは「元利均等返済」ですから、2と3は不適切。
1は、網掛け部分を繰り上げ返済することで、それ以降の毎月の返済額が少なくなっているため、返済額軽減型と考えることができます。
4は、網掛け部分を繰り上げ返済することで、それ以降の返済期間が短くなっており、期間短縮型です。
よって、正解は 4.
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