第1問 2014年9月実技個人資産相談業務
第1問 問題文
Aさん(58歳)は,妻Bさん(56歳)との2人暮らしである。Aさんは,高校卒業後から現在に至るまで,X社に勤務している。X社は満60歳定年制を採用しているが,再雇用制度が設けられており,その制度を利用した場合,最長65歳まで厚生年金保険の被保険者として勤務することが可能である。Aさんは,X社の再雇用制度を利用して同社に65歳まで勤務する予定であり,その場合の公的年金制度からの給付等について知りたいと考えている。そこで,Aさんは,ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
Aさんおよび妻Bさんに関する資料は,以下のとおりである。
第1問 資料
〈Aさんおよび妻Bさんに関する資料〉
(1) Aさん(会社員)
生年月日:昭和31年3月24日
厚生年金保険,全国健康保険協会管掌健康保険,雇用保険に加入している。
〔公的年金の加入歴(見込みを含む)〕
(2) 妻Bさん(パート勤務)
生年月日:昭和32年12月10日
高校卒業後から28歳でAさんと結婚するまでは厚生年金保険に加入。結婚後は国民年金に第3号被保険者として加入している。また,Aさんが加入している健康保険の被扶養者である。
※妻Bさんは,現在および将来においても,Aさんと同居し,生計維持関係にあるものとする。
※Aさんおよび妻Bさんは,現在および将来においても,公的年金制度における障害等級に該当する障害の状態にないものとする。
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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