第1問 2014年9月実技損保顧客資産相談業務
第1問 問題文
会社員のAさんは,平成26年8月25日に病気により45歳で死亡した。Aさんの家族は,妻Bさん,長男Cさんおよび二男Dさんの4人である。妻Bさんは,遺族に対する公的年金制度からの給付に関して詳しく知りたいと思い,知り合いのファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
Aさんおよび家族に関する資料は,以下のとおりである。
第1問 資料
<Aさんおよび家族に関する資料(死亡時)>
(1)Aさん
生年月日 : 昭和44年4月5日
死亡年月日: 平成26年8月25日
厚生年金保険の加入歴:
平成15年3月まで132月(平均標準報酬月額 280,000円)
平成15年4月から136月(平均標準報酬額 400,000円)
国民年金の加入歴 : 20歳から就職するまでの大学生であった期間は,国民年金の保険料を納付していた。
(2)妻Bさん
生年月日 : 昭和46年10月10日(42歳)
厚生年金保険の加入歴 : 平成6年4月から 60月
国民年金の加入歴 : 20歳から就職するまでの大学生であった期間は,第1号被保険者として保険料を納付,Aさんと結婚(平成11年4月)後は,第3号被保険者として加入していた。
(3)長男Cさん(中学生)
生年月日 : 平成12年5月7日(14歳)
(4)二男Dさん(小学生)
生年月日 : 平成16年8月1日(10歳)
※妻Bさん,長男Cさんおよび二男Dさんは,Aさんと同居し,生計維持関係にあった。
※妻Bさん,長男Cさんおよび二男Dさんは,現在および将来においても公的年金制度における障害等級に該当する障害の状態にないものとする。
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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