問8 2014年9月実技生保顧客資産相談業務

問8 問題文と解答・解説

問8 問題文

Mさんが,Aさんに対して提案した生命保険に関する次の記述(1)〜(3)について,適切なものには○印を,不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。

(1) X社が支払う保険料は,保険期間の当初6割相当期間は支払保険料の2分の1の金額が資産に計上され,残りの2分の1の支払保険料は損金に算入される。その後の4割相当期間は支払保険料の全額を損金の額に算入するとともに,資産に計上されている支払保険料の額を期間の経過に応じて取り崩し,損金の額に算入する。

(2) X社では,現時点における役員・従業員だけでなく,プラン導入後に入社する従業員に対しても,当該プランの趣旨を周知徹底するとともに,プラン導入後に加入漏れ等が生じないように留意する必要がある。

(3) 提案を受けている生命保険に加入した後,被保険者が保険期間中に退社し,保険契約を解約した場合,その時点での解約返戻金相当額が被保険者本人に直接支払われる。

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問8 解答・解説

ハーフタックスプラン(福利厚生プラン)に関する問題です。

(1) は、×。被保険者を全役員・従業員とし、満期保険金受取人=法人、死亡保険金受取人=役員・従業員の遺族とする養老保険(ハーフタックスプラン(福利厚生プラン))では、支払保険料の2分の1を資産計上、残りの2分の1は福利厚生費として損金算入します。
保険期間の6割相当期間に2分の1資産計上するのは、長期平準定期保険や一部の逓増定期保険です。

(2) は、○。法人が役員・従業員を被保険者とし、遺族を死亡保険金受取人、法人を満期保険金受取人とする養老保険の場合、支払保険料の2分の1を損金算入するためには、従業員全員が被保険者となる普遍的加入が必要です。
よって、現在の従業員だけでなく、今後新たに入社する従業員に対しても、当該プランの周知徹底・加入漏れ防止等に留意することが必要です。

(3) は、×。従業員が中途退職した場合、法人が従業員にかけていた養老保険の解約返戻金は、契約者である法人が受け取ります
従業員(被保険者本人)に直接支払われるのは、中退共の退職金です。

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