第1問 2014年9月実技中小事業主資産相談業務
第1問 問題文
個人事業主のＡさん（46歳）は，妻Ｂさん（44歳）とともに，商店街の一角で飲食店を営んでいる。Ａさんの店は，日替りランチが好評で，昼は大学生や会社員で賑わっているが，夜の客数は一時より減少している。平成26年７月に近隣の駅ビルがリニューアルオープンしたことで，人の流れが変わったことが影響していると思われる。
Ａさんは，店の経営に漠然とした不安を感じるとともに，老後の生活資金の準備についても考えている。Ａさんは，20歳から国民年金に加入しており，保険料の免除期間や未納期間はない。
そこで，Ａさんは，ファイナンシャル・プランナーのＭさんに相談することにした。なお，Ａさんの家族構成と公的年金の加入歴等に関する資料は，以下のとおりである。
第1問 資料
＜Ａさんの家族構成＞
・Ａさん（46歳） ： 個人事業主。20歳から国民年金に加入し，保険料を納付している。
・妻Ｂさん（44歳） ： 18歳から24歳まで厚生年金保険に加入。24歳でＡさんと結婚した後は，国民年金に加入し，保険料を納付している。Ａさんと同様，保険料の免除期間や未納期間はない。
・長男Ｃさん（17歳）： 高校２年生
・長女Ｄさん（14歳）： 中学２年生
※妻Ｂさん・長男Ｃさん・長女Ｄさんは，Ａさんと同居し，生計維持関係にある。
※家族全員，現在および将来においても，公的年金制度における障害等級に該当する障害の状態にないものとする。
※上記以外の条件は考慮せず，各問に従うこと。
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