問25 2014年9月学科

問25 問題文と解答・解説

問25 問題文択一問題

債券投資に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.債券の発行体の財務状況などにより利払いや償還金の支払いが不履行となるリスクを、信用リスク(デフォルトリスク)という。

2.債券の取引高が少ないことなどのため、市場における取引ができなくなったり、通常よりも著しく不利な価格で取引せざるを得なくなるリスクを、流動性リスクという。

3.一般に、格付けの高い債券ほど利回りは高く、格付けの低い債券ほど利回りは低くなる。

4.一般に、市場金利が上昇すると債券価格は下落し、市場金利が下落すると債券価格は上昇する。

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問25 解答・解説

債券投資のリスクに関する問題です。

1.は、適切。債券投資における信用リスク(デフォルトリスク)とは、債券の利子や元本の支払いが遅れることも含めた、債務不履行となるリスクのことです。
借金の元本は当然のこと、利子の支払いが遅れることも、債務不履行扱いとなります。

2.は、適切。流動性リスクとは、売りたいとき・買いたいときにすぐに売買できるかどうかというリスクですので、市場で流通量が少なく取引が成立しにくい債券は、流動性リスクが高いと評価されます。

3.は、不適切。債券は、格付会社によって信用格付け(債務をきちんと履行してくれるかという信用度の目安)が付けられていますが、債券の信用格付けが引き上げられると、債券の価格は値上がりし、利回りは低下します。
反対に、債務不履行等によって信用格付けが引き下げられると、債券の価格は値下がりし、利回りは上昇します。

4.は、適切。債券の価格は、市場金利が上昇すると下落し、市場金利が低下すると上昇します。
固定金利の債券の場合、周りの金利が上がっていても、この商品の金利は変わりませんから、不人気となり価格は下がります。
反対に周りの金利が下がっているときでも、この商品の金利は変わらないため、人気商品となって価格が上昇するわけです。

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