問34-40 2014年5月実技資産設計提案業務
問34-40 問題文と解答・解説
問34-40 問題文
物品販売業(飯田商店)を個人で営んでいる飯田純一さん(青色申告者)は、事業のことや母親の相続のこと、老後の生活のことなどに関して、FPで税理士でもある安藤さんに相談した。なお、下記のデータはいずれも平成26年4月1日現在のものである。
問34-40 資料
I.家族構成(同居家族)
飯田純一(本人):昭和30年11月11日生(58歳)、自営業
幸恵(妻) :昭和36年12月21日生(52歳)、自営業(注1)
宏樹(長男):平成 6年 1月18日生(20歳)、大学生
真理(長女):平成11年 2月26日生(15歳)、高校生
政子(母) :昭和 6年10月30日生(82歳)、無職
注1:幸恵さんは飯田商店の青色事業専従者である。
U.飯田家の親族関係図
V.飯田家(純一さんと幸恵さんと政子さん)の財産の状況
注2:上記以外の事業用資産については考慮しないこと。
注3:土地および建物には、純一さんのQX銀行からの事業用借入に係る抵当権が設定されている。
<資料2:負債残高>
・ 仕入先に対する買掛金: 200万円(債務者は純一さん。DY商店からの仕入れ)
・ 事業用の借入金 :1,200万円(債務者は純一さん。QX銀行からの借入金)
注4:非事業性の借入れおよび債務はない。
<資料3:生命保険> (単位:万円)
注5:解約返戻金相当額は、現時点(平成26年4月1日)で解約した場合の金額である。
注6:定期保険特約付終身保険Aの主契約(終身保険部分)の保険金額は500万円である。定期保険特約部分の保険金額は5,000万円、保険期間は平成30年までである。
注7:すべての契約において、契約者が保険料を負担している。
注8:契約者配当および契約者貸付については考慮しないこと。
<資料4:飯田商店の財務データ(平成25年分の青色申告決算書から抜粋)>
[損益計算書]
売上(収入)金額 : 3,200万円
売上原価 : 1,340万円
必要経費(注9) : 720万円
青色事業専従者給与: 240万円
青色申告特別控除額: 65万円
[資産および負債の状況]
売上債権 : なし
棚卸資産(商品): 120万円
工具器具備品 : 230万円
買掛金 : 200万円
借入金 : 1,200万円
注9:必要経費には、青色事業専従者給与の金額は含まれていない。また、青色事業専従者給与以外に、各種引当金・準備金等として加減すべきものはない。
W.その他
上記以外の情報については、各設問において特に指示のない限り一切考慮しないこと。
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