問6 2014年5月実技個人資産相談業務
問6 問題文
NISA口座についてMさんが説明した次の記述(1)〜(3)について,適切なものには○印を,不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。
(1) 「 平成26年中にNISA口座を利用して50万円を投資した場合,平成27年には新たに150万円までの上場株式等をNISA口座に受け入れることができます」
(2) 「 公社債投資信託はNISA口座に受け入れることができますが,公社債はNISA口座に受け入れることはできません」
(3) 「 NISA口座で生じた譲渡損失は,特定口座や一般口座内で生じた上場株式等の配当等や譲渡益と損益を通算することはできません」
問6 解答・解説
NISA(少額投資非課税制度)に関する問題です。
(1) は、×。NISA口座の利用限度額(非課税枠)は一人年間100万円で、未使用分の翌年への繰り越しはできません。
よって、今年50万円投資しても、残りの非課税枠50万円は繰り越されず、翌年の非課税枠は100万円までです。
(2) は、×。NISAは、国内外の上場株式・株式投信・ETF・REIT等が対象で、国債や公社債・公社債投資信託は対象外です。
(3) は、○。NISA口座内で発生した譲渡損失は、他の一般口座や特定口座内の上場株式等の配当金等や譲渡益と通算できません。
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