第1問 2014年5月実技生保顧客資産相談業務
第1問 問題文
Ｘ株式会社（以下，「Ｘ社」という）に勤務するＡさん（63歳）は，妻Ｂさん（58歳）と２人家族である。Ｘ社は，65歳定年制であるが，65歳以後も定年退職者を１年更新の契約で継続雇用する制度を採用している。
65歳以後に継続勤務するかを悩んでいるＡさんは，その判断基準のひとつとして，65歳以後の公的年金制度について理解を深めたいと考えている。そこで，懇意にしているファイナンシャル・プランナーのＭさんに相談することにした。
Ａさんおよび妻Ｂさんに関する資料は，以下のとおりである。
第1問 資料
＜Ａさんおよび妻Ｂさんに関する資料＞
（１） Ａさん
生年月日 ： 昭和25年10月３日
公的年金加入歴 ： 昭和48年４月にＸ社に入社し，現在も在職中である。
（２） 妻Ｂさん（専業主婦）
生年月日 ： 昭和30年11月25日
公的年金加入歴 ： 20歳から現在に至るまで国民年金に加入。保険料の未納期間はない。
※妻Ｂさんは，現在および将来においてもＡさんと同居し，生計維持関係にあるものとする。
※Ａさんおよび妻Ｂさんは，現在および将来においても公的年金制度における障害等級に該当する障害の状態にないものとする。
※上記以外の条件は考慮せず，各問に従うこと。
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