問26 2014年5月学科
問26 問題文択一問題
平成26年に株式投資等を行う場合のNISA(少額投資非課税制度)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、本問においては、NISAにより投資収益が非課税となる口座をNISA口座という。
1.NISA口座は、複数の金融機関に同時に開設することができる。
2.NISA口座に受け入れることができる上場株式等は、1人当たり年間100万円までである。
3.NISA口座には、所定の手続きにより、すでに特定口座や一般口座で保有している上場株式を移管することができる。
4.NISA口座で保有する上場株式等の譲渡損失については、所定の手続きにより、特定口座や一般口座で保有する他の上場株式等の配当金等や譲渡益と通算することができる。
問26 解答・解説
NISA(少額投資非課税制度)に関する問題です。
1.は、不適切。NISA口座は複数の金融機関で開設できませんので、証券会社でNISA口座を開設すると、銀行や信金等の金融機関で口座開設はできません。
2.は、適切。NISA口座の利用限度額(非課税枠)は一人年間100万円ですから、年100万円分まで上場株式や投信を購入できます。
なお、未使用分の翌年への繰り越しはできません。
3.は、不適切。NISA口座内の上場株式や株式投信等は、特定口座や一般口座に移管可能ですが、特定口座や一般口座内の上場株式や株式投信等をNISA口座に移管することはできません(NISA口座で買った銘柄のみ保有可能)。
4.は、不適切。NISA口座内で発生した譲渡損失は、他の一般口座や特定口座内の上場株式等の配当金等や譲渡益と通算できません。
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