問21 2014年5月学科
問21 問題文択一問題
わが国の景気動向がマーケットに与える影響に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.一般に、景気の拡張は、国内物価の下落要因となる。
2.一般に、景気の後退は、国内金利の下落要因となる。
3.一般に、景気の拡張は、国内株価の上昇要因となる。
4.一般に、景気の後退は、為替相場の円安要因となる。
問21 解答・解説
マーケットの変動要因に関する問題です。
1.は、不適切。景気上昇(拡張)は、将来の雇用や所得に対する不安を減らす効果があるため、消費意欲が増し、物価の上昇要因となります。
2.は、適切。景気の後退は、将来の雇用や所得に対する不安の高まりや、消費意欲の落ち込みを招くため、モノが売れなくなります。つまり、「借金して生産設備を整えてもモノが売れない」という状況となるため、企業の資金需要が減り、金利の下落要因となります。
3.は、適切。景気上昇(拡張)は、企業の業績上昇が期待されるため、株価の上昇要因となります。
4.は、適切。景気の後退は、外国企業が日本の土地や事業に投資していた資金を引き上げ、円を売って自国通貨を買い戻すことにつながります。よって円の需要が減少し、円安要因となります。
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