問3 2014年5月学科
問3 問題文択一問題
健康保険の保険給付に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.人間ドックによる検査や美容を目的とする隆鼻術や二重まぶたなどの手術は、健康保険で受けることのできる療養の給付の範囲に含まれる。
2.入院時の食事代や差額ベッド代は、高額療養費の対象となる。
3.被保険者が業務外の事由による負傷または疾病の療養のため仕事を連続して4日以上休み、報酬を受けられなかった場合は、4日目以降の労務に服することができない日に対して傷病手当金が一定期間支給される。
4.被保険者が産科医療補償制度に加入する医療機関で出産した場合に支給される出産育児一時金の額は、1児につき45万円である。
問3 解答・解説
健康保険に関する問題です。
1.は、不適切。人間ドック検診や美容目的の入院・手術等は、健康保険の対象外ですので、原則として全額が自己負担となります。
また、人間ドック検診や美容目的の入院・手術等は、医療費控除や医療保険の対象外でもあります。
2.は、不適切。高額療養費の算定における一部負担金(自己負担額)には、入院時の食事代や保険適用外の差額ベッド代は含まれません。
よって、高額療養費制度を利用しても、入院時の食事代や差額ベッド代は自分自身で負担することになります。
3.は、適切。健康保険の傷病手当金を受けるには、ケガや病気で休んだ日が3日間連続すること(待期)が必要で、4日目以降から手当が支給され、支給額は休業1日につき標準報酬日額の3分の2です。
4.は、不適切。産科医療補償制度に加入している産院・病院で出産すると、出産育児一時金が42万円、そうでない場合は39万円支給されます。
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